2018年1月21日日曜日

ローカリズム

localism。子育てをする上でとても重要視しています。
画一的なものの考え方は学校で教われば良い。普遍的な意味合いのある事は社会に出れば嫌でも目の当たりにする。
私は息子のそばにいて教えられることと言えば、ローカルである事の楽しさだけなのではないかと思う時があります。
地方の独自性はその場所に住んでいなければ体感することはできません。
私の回りにいる地域の方々、仲間、その風土や特徴から沢山の事を学んで欲しいと思っています。
地元で頑張っている商業者の仲間が、私のしらないローカルを教えてくれる。可愛がってくれる環境を作る。
息子には可愛がられるスイッチを身に付けて欲しいと思っています。
教育に置いて何を重視し、尊重するのかは親が決めなければなりません。
それが息子であるひとりの人間の素地になり、親の元から巣立っていきます。

今日はすみかわスノーパークに行って遊んで来ました。
スキー場の経営陣やスタッフ、レンタルコーナーやガイドの皆さんから暖かく迎えられる事。本当にありがたいと思います。
蔵王は自分の住処であり、庭であり、仕事場であります。
この場所が好きで働いている方々に愛される人間になって欲しいと願っています。
息子はこのスキー場が大好きです。ひとしきり雪遊びをした後はキッズスペースでブロック遊びをして、その後は顔見知りのおじさん達と談笑をしながらおやつを食べる。
平日は保育園との往復ですので、いつもとは全く違った日常を楽しんでいるのです。
時折、私が仕事の話などをしているとじっとその姿を見ている時があります。遊ぶ手を止めて。
本来はOFFである時間にすっと入り込んで来る大人たちの会話。そのような混在した空間の中でローカリズムが育まれていきます。
無理に仕事のスイッチを切る必要などどこにもなく、むしろ自然と彼が我々を取り巻く環境をエンジョイできる人間に少しづつ育って欲しいと思います。

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