家庭画報 February 2013
家庭画報 世界文化社
●絶佳の風景に出会える宿
●離れにくつろぐ別荘感覚の宿
●美食を目当てに訪ねたい宿
●スパ施設が充実の宿
●バリアフリー対応の宿
●深山に隠れた秘湯の宿
●多彩な湯浴みが楽しめる宿
家庭画報2013年2月号別冊付録
完全保存版 7つの目的別に選んだ
至福の温泉宿 100
目的別に宿がカテゴリーされています。という事は、家庭画報の読者が宿に求めているもの別とも解釈できます。そういう視点でパラパラとページをめくっていきますと、全体から今の時代が見えてきます。
「高級よりも上質」「雅よりも癒し」「満足よりも感動」を旅館や観光地に求めてきていると言えるのではないでしょうか。
自らの価値観が確立し、耳触りの良い言葉やうわべだけのサービス、内容の無いハードを見抜く力を身につけたとも言えます。
旅館はより旅館らしい趣を追求する宿と、歴史が裏付ける家風への回帰が今後のトレンドになるように思われます。
「旅館なんだから…」そういった常識はもう昔の事のようです。峩々は旅館である前に、竹内家が長い年月を掛けて継続してきた蔵王の住まいなのです。旅人は蔵王の自然環境の中で育む家風を感じて、我々が守り続けてきた温泉を心ゆくまでに楽しんで、安らいでいかれる事が我々の何よりの幸せ。
「どなた様もいち湯治人」これからもその家訓に添えますよう、立派な宿主になりたいと改めて思います。
峩々が掲載されているからというわけではありませんが、この特集で紹介されている宿は、本当に良い所ばかりです。
私の好きな旅館が沢山載っていますので、ご紹介したいと思います。
至福の温泉宿 100 41ページに掲載されております |
【大好きな宿】
・玉の湯 大分県…由布院を代表する宿。安心してゆっくりと休めるホスピタリティ。
・法師温泉 群馬県…ノスタルジックなロマンのある宿。歴史に耳をすませたい。
・岩の湯 長野県…建物やお風呂といったハードが好きな宿。自分の好きな居場所が必ずある。
・嵯峨沢館 静岡県…私のイメージする「The 旅館」な宿。ここにいると何もかも楽しい。
【勉強になった宿】
・御所坊 兵庫県…凛としたたたずまい。旅館全体のトーン。
・無量塔 大分県…談話室のスピーカーにびっくり。主の趣向が懐深くお客様を迎える。
・亀の井別荘 大分県…郷土愛を集めて作った宿。尊敬に値します。
・二期倶楽部 栃木県…アメリカでリゾートしている錯覚に。会話が弾む特別な宿。
・あせび野 静岡県…細かな演出に脱帽。素晴らしい自然環境の中でゆっくり休める。
・妙見石原荘 鹿児島県…全日本「川の目の前にある露天風呂」選手権 チャンピオン。
・翡翠之庄 大分県…屋敷のスケール感。ダイレクト感。
・新明館 熊本県…黒川温泉の中心としての位置づけ。連帯感とリーダーシップ。
・かつら木の郷 岐阜県…オリジナリティあふれるハード。アプローチやファサード素晴らしい。
【ご主人が楽しいキャラクターな宿】
・名月荘 山形県…いつも新しいチャレンジをしている。好奇心と探究心がすごい。
・藤井荘 長野県…ご主人も奥様の素敵な宿。
・西村屋 兵庫県…地域の事を一番に考えているところがすごい。
・鶴の湯 秋田県…幼い頃からお世話になっている宿。郷土料理が美味しい。
・長座 岐阜県…福地温泉にこの人あり。いつも物事の本質を貫くご主人の性格が好き。
【まだ行った事ないけど、大注目の宿】
・山人-yamado- 岩手県
・すみれ 山形県
・リバーリトリート雅樂倶 富山県
・かよう亭 石川県
・住吉屋 長野県
・蔵群 北海道
上記の旅館は全て「至福の温泉宿 100」に掲載されております。
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