2016年1月29日金曜日

雪崩遭難事故防止のための積雪及び雪質 モニタリング



雪山登山をはじめバックカントリースキー&スノーボードを楽しむには、雪崩遭難事故に合わないよう安全対策を行う必要があります。
雪崩などにともなう雪山での遭難リスク軽減に務めることがとても大切になります。
天気図をもとに気象予報をしたり、スキー場スタッフや山岳ガイドなどからの情報収集は基本中の基本。様々な準備作業のなかにピットチェックという雪の観察方法があります。
弱層テストとも呼ばれます。方法としては雪面から雪柱を切り出し段階的に強さを調節して圧を掛け、その崩れ方を観察・仮説から雪崩るかどうかを見極めます。その予測を元に滑走可能なのか否かを決定いたします。
また、登山の場合はその先のルート選定の大きな判断材料となります。
今回は、いつもお世話になっております宮城蔵王スキー場 すみかわスノーパーク ガイド&スクールの加藤校長先生とピットチェックをしてまいりました。
私はまだまだ雪崩の知識も浅く、ただいま勉強中です。今回も様々な経験を積ませて頂き、また一歩知識を深めさせて頂きました。こちらの加藤先生のご指導を頂きながら様々な雪山のリスクを勉強させて頂きました。
加藤先生は日々、こういったリスクのある場所で雪質などのコンディションをチェックしております。
私どもは入山する全ての方々の安全を願っております。加藤先生も1人1人に声掛けを行いながら、雪山でのリスクを回避して頂きたい。安全確保の元、蔵王を心ゆくまでに楽しんで頂きたいと思っております。
入山する際は、必ずスキー場スタッフや、こちらの加藤先生に情報提供を求めて下さい。
また、急激な気象変更への敏感な間隔を身に付けて頂きたいと思います。
そしてこの山での無事故を心に誓い、仕事に従事している我々の言葉に耳を傾けて下さい。
よろしくお願い申し上げます。

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