2015年12月5日土曜日

宮城県 東鳴子温泉 旅館大沼

東鳴子温泉 旅館大沼に行ってまいりました。
以前から館主の大沼さんにお世話になっていながら、なかなかお邪魔できませんでした。
今回はやっと念願かなってお世話になります。
大沼さんの湯治に対する考え方、宿のありかたを学んで来ました。

チェックインするやいなや真っ先に向かったのは、こちらのお風呂。
庭園貸切露天風呂「母里の湯(もりのゆ)」です!
こちらはJR東日本のポスターにもなったお風呂ですね。
旅館大沼さんに伺ったら、絶対に行って頂きたい。
泉質は抜群、そして温泉街から少し移動するだけで味わえるダイレクトな開放感。
ひと時、山中の湯を体感できることができます。



温度は本当にちょうどよく、いつまでの長湯ができそうです。


以前、リフォームを行った自炊湯治棟。
ここは共有スペースなのですが、ユーモアあふれる演出が随所に…。
Wi-Fiも完備なので、仕事を持ってきて「籠る」事もできますね。
ワクワクする空間と温泉、そして迎え入れる宿主の息使いがあります。

五代目湯主 大沼さん 大きな笑顔でお迎えして頂きました。
お世話になりました。大変勉強になりました。ありがとうございました。



夜になると本当に静かな温泉街です。
主要幹線道路から一本山側にありますので、車の音が気にならない環境です。
夕方までは単線の電車が1時間に1本。ガタゴトガタゴト…それも旅情ですよね。


風呂あがりのこのスタイルはやめられません。
良い宿には独特の過ごし方があります。
自分の居場所を探して宿の時間軸にあわせてみる。宿に流れる時間に身をまかせ、ゆるりゆるりとその時を楽しむ。
それができるようになったら上級者ですね。



このお風呂がまた最高でしたね。
通常は混浴なのですが、女性時間ありです。
旅館 大沼さんの中でいちばん大きなお風呂。
家族でワイワイと入浴したいですね。


これです。これ!温泉を知り尽くした館主ならではのこだわりです。
良質な泉質を持つ温泉宿にはこのようなインフォメーションが各所に存在します。
これもまた旅館の味なんですよね。しっかりと理解したいです。




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