2013年5月1日水曜日

レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像


東京都美術館に行ってまいりました。
最近は会議などで上京する事がしばしばありますので、そういう時は必ず美術館や博物館などの特別展をチェックします。
興味のある催しが行われている時は、できるだけ足を運ぶようにしています。
我々が普段から目にしている自然。それは決して人間が作り出す事のできないもの。
特に峩々の周辺は国定公園ですので、なおさら手つかずの自然が残っております。
共生し、ある時は戦い、そして感謝する日々。そこには大きな教えが存在します。

その対極にあるものは「文化」です。人間が歴史を重ねて作り上げてきたもの。
人はバランスの生き物です。大自然から学ぶ心を養うためには、間違いなく文化が必要だと思います。
美術やテクノロジーに触れ、様々な知識や思想を育む事で人間はまた自然に帰るのではないでしょうか。
片方だけが優れていても、人間は大きく成長できないのではないかと考えます。

そういった意味では私にとりまして「上野」という場所は、東京の中でも本当に好きな場所のひとつなのです。
美術館や博物館がいっぱいですからね。
また今回はダ・ヴィンチの貴重な絵画を見る事ができるという事で、本当にウキウキした気持ちでした。
ミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵する油彩画《音楽家の肖像》がメインですね。
そしてスケッチやメモを編纂した『アトランティコ手稿』も必見です。これは絶対に見た方が良いです。
さらに、彼の影響を受けた「レオナルデスキ」と呼ばれる画家たちの油彩画、素描など盛り沢山。

東京都美術館






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