2019年1月12日土曜日

CREA 2019 2・3月合併号掲載

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は公私共に色々な事があり、日々の業務や子育てにバタバタと過ぎ去ったような気がしております。
混沌とした時代の中で、いかにして私達はこの蔵王に山の中で暮らして行けば良いのだろう。旅館という生業を脈々と後世につなげていく事。問題が山積する中で、そんな不安とそれを乗り越えるだけの家族やスタッフ、仲間達を大切にしよう。同じ志を温め合えるような人間関係を築いていきたいと年頭に思う次第です。
小さな成功体験、小さな喜び、優しさを分かち合う心。それらをすべて訪れるお客様達と共有していきたい。そう思っています。




先日発売のCREAに掲載されました。
特集の「ひとり温泉、ひとり宿」
おひとり様でのご利用は昔から多かった当館ですが、記事の中にはなるほど!と思うような内容が沢山ありました。
誰しも自分の定宿があったら良いな。温泉や旅文化から色々な事を学びたい。そう思うのはとても自然な事であると考えます。
「旅」は人間を成長させる最も大きなファクターだと思います。
名も知らぬ場所で知らない人に出会い、人間は詩人になる。写真を撮るでもなく、酒を飲むでもなく、郷土料理を食べるでもなく過ごすことであっても、人は旅に出る。なぜなのでしょう?本誌はそんな事を考えさせられる素晴らしい内容でした。
パラパラとガイドブック的な読み方ではなく、しっかりと文章を繰り返し味わい、自らの旅に関する価値観と照らし合わせてみるのも楽しみ方なのではないでしょうか。



CREA 2019年2月・3月合併号[雑誌]
文藝春秋 (2019-01-07)

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